2006年3月18日 <Coupe Camperの見た中国でのUSアコードレポート〜上海> 「2月の終わりに中国/上海周辺を出張してきました。中国に行くのは初めて。行く前から楽しみにしていたことの1つが、中国でUSアコードを見ることだったのです。上海国際空港に到着し、迎えの車の待つ駐車場に入った時から、数多くのUSアコードを見ることになりました。道路を走っていても、一番多い車は現行USアコード(インスパイア)ではないかと思いました。ボディーカラーは、アコードに限らず全般的に黒が圧倒的に多いですね。アテンザも見ましたが、どうも小さくて貧相に見えて、いけません。中国では、まだミドルセダンは、立派なに見えることが重要で、スポーツセダンという概念は未成熟だと思いました。なぜ中国では、我らが日欧アコードではなく、USアコードが採用されたか、わかったような気がしました。 日本では、インスパイアはUSアコードと共通ボディであることがちょっと見くびられてしまって、あまり人気がありませんが、中国であれだけの数のナイトホークブラックのUSアコードを見てしまうと、見慣れてしまって、堂々とした風貌がとてもかっこよく見えました。人間の心理とは不思議なものです。 なお、私たちの移動には、現行オデッセイが使われました。なかなか快適でした。内装の雰囲気はアコードワゴンと極めて良く似たテイストですね。 なお、中国の運転環境は正直最低です。荷物満載の3輪自転車を避けようと、車は対抗車線にいとも簡単に飛び出してくるので、まるで映画かTVゲームで隕石を避けながら宇宙船を操っているような気になりました。また、ギリギリでの強引な割り込みや、絶対に道を譲らない精神等がはびこっており、日本では滅多に聞かなくなったクラクションが、いつもプープーあちこちで鳴っています。うちの会社では、交通事故を防ぐために、駐在員の自分での運転は禁じられています。なるほどと思いましたが、これじゃ海外赴任してもつまらないだろうなと思いました。また、自分の愛車を持ち込むことは事実上できないのですが、たとえ持ち込んでも、ぼこぼこにされるのは間違いなさそうです。」 |
|||||