アコードワゴン 思い入れインプレッション
(4)海外サイトNEWS
1)米国Acura TSX SportsSedanファンサイト
     Club TSX
Acura TSX sports sedan
Acura TSXとは?>

現行アコードは、世界的に見ると、日欧アコードと米国アコードの2つのタイプのボディがあります。
米国アコードは、日本の知的高速移動体”Newインスパイア”のベース車両となった車です。グリルの形が違う他、内装は日本のアコードと共通のようです。

一方、日欧アコードは、2003年4月から米国でも、ホンダの高級車チャンネルAcuraにて、Acura TSX Sports Sedanとして、日本から輸出/販売開始となりました。ワゴンの設定はありません。外観は、グリルはアキュラマークの「A」+横に1本メッキのラインが入っている他、車幅灯がオレンジとなっていることが違います。内装は、日本のNewインスパイアと共通のもので、シートは標準で革、エンジンは24Sのものと同等とのことです。車両本体価格は、5AT ナビ無しで $26,490(110円/$換算で292万円)からとなっており、Audi A4 1.8L($25,940/285万円)やBMW325i($27,800/306万円)と競合する価格帯となっています。まさにプレミアムセダンとして販売されています。
米国での評価と人気は極めて高く、販売開始から2年経った05年も、Car&DriverやConsumer Gide等におけるエントリー高級スポーツ部門で、「ベストバイ(1位)」を獲得しています。販売台数は、2004年は3万台を記録しています。(月間平均2500台)米国でのライバルは、Audi A4や BMW3シリーズ、メルセデスCクラスです。詳しい評価内容は、下記の海外NEWSを是非どうぞ!
US ACCORD
TL
AcuraTLは、Acuraの主力車で、03年の秋に何とTSXと極めてよく似たマスクで登場しました。月間6〜7千台の販売台数を誇る人気車です。
Acura RL(日本名レジェンド)のマスクといい、日欧アコードが新しいAcuraのデザインコンセプトになっていることがわかります。米国では、非常に人気の高いデザインです。
<米国ファンサイト Club TSXについて>

米国でAcura TSXが発売される何か月も前から、熱心なファン達が立ち上げたコミュニティです。TSX全般の話題を扱う掲示板とフォトギャラリーを中心とした構成になっています。

私がその存在を知ったのは、アコードワゴンが納車された2月半ば頃で、Yahoo! USAでキーワード検索をしていて見つけました。まだTSX が販売されていないのに、ボディカラーやどんなオプションをつけたいか、かなり熱心にそして真面目に議論しているのを見て、アコードワゴンの新しいファンとなった者として、どうしても熱い思いを共有せずにはおられなくなったというのが、入会の理由です。
入会するかどうかは非常に迷いました。アメリカというとどうも危険な国の印象が強くて、入会がきっかけで大量のスパムメールが送られたりするようになったらどうしよう?と踏み切れないでおりましたが、3月に入りついに飛び込んでしまいました。初めてのドキドキだった英語での発言は、「おお、何と日本からか! 珍しい。さあ、どうぞ」と温かく迎えられました。

「とてもかっこいいステーションワゴンじゃないか! どうしてこんなにいい車が、アメリカではTSXのワゴンとして販売されないのだ? 残念だ。」「カーゴルームの写真を撮って、送ってくれないか?」 「まあ、日本の方と、こうして海を超えて同じ兄弟車について語れるなんて、嬉しいわ!」 「私は日本人の勤勉さと緻密な物作りを尊敬しています。いつか東京に行って、本場の寿司を思いきり食べたいです。」

このような形で国際コミュニケーションができるとは思ってもいませんでした。非常に嬉しく、思いきって飛び込んでよかったと思いました。まさに愛車アコードワゴンが取り持つ人と人との縁でした。インターネットの時代、その気になれば、海外の人ともリアルタイムで同じ熱い思いを共有できる時代になっているんだと改めて感慨深かったです。

なお、米国/カナダ以外にも、オーストラリアやシンガポール、そして私以外にも日本から数人が参加しています。

<現在では、残念ながら、後発のAcura TSX.comの人気に押され、閉鎖されてしまいました>
2)米国Acura TSX SportsSedanファンサイト
     ACURA-TSX .COM
後発ながら、高い人気を博すようになり、現在、米国におけるAcuraTSXのファンサイトの中心となっています。常時、同時アクセス数は100前後を誇り、これだけでも若年層にAcura TSXがいかに高い人気を誇るかが伺い知れます。

こちらでも入会して、自己紹介しました。すると、Club TSX以上に数多くの方からレスが付きました。こちらのサイトはYahoo! USAにも登録してあり、しかもヨーロッパからも参加者がおります。
特にスウエーデンからの方からのレスは、極東のファンと北欧のファンが米国で出会うという点で、非常に感慨深いものがありました。
→ACURA-TSX.COM へ
3)米国Honda/Acuraファンサイト
     The Temple of VTEC
このサイトは、米国ホンダ一般の情報を扱うホンダファンサイトです。ここは、米国での販売台数の状況やNewマガXばりの新車の噂情報に秀でています。
 →The Temple of VTECへ
4)欧州アコード事情 情報源
   Honda(EU) Press Resource
<欧州アコードについて>
欧州でのアコードの評価は極めて高いです。英国で最も古く権威の高いAutoCar(日本でも発売されていますね)誌において、DセグメントクラスNo.1の評価を得ています。また、AutoExpressにおいては、03年〜05年の3年連続でステーションワゴンのベスト1の評価を得ています。4carにおいてもNo1の評価です。
欧州のこのクラスのマーケットは、二酸化炭素排出量の少なく、燃費のよいディーゼルエンジン車が、7割を占めています。米国中心の歴史のためガソリンエンジンしか持たないアコードは、1年目においては、極めて高い評価にも関わらず、販売台数面では伸び悩み、03年は3万台の販売台数でした。欧州カーオブザイヤーに残れなかったのは、ディーゼルエンジンが無かったことが大きかったと思われます。
しかし、従来より欧州での販売に弱かったホンダは、ディーゼルエンジンの新規開発に着手し、04年2月よりアコードi-CTDiという名のディーゼル車を、セダン・ワゴン両方のラインナップに加えました。これが、ガソリン車と変わらぬパワーと速度、驚異の静粛性(ささやくような静けさと表現されます)、好燃費が評判を呼び、アコードの04年の販売台数は5万台を超えました。(月間ベース4千台超え) これで名実ともに人気車になりました。
日本ではレガシィ人気をなかなか崩せませんが、欧州では全く逆の立場になります。欧州でどれほど高い評価を得ているか? それは、下記の海外NEWSを読めば、手に取るようにわかるはずです。欧州での販売価格は400万円前後であり、アテンザやアヴェンシスよりずっと高めの設定。Audi やBMWがまさに直接のライバルとなっています。そんなクルマをリーズナブルな価格で手に入れた喜びを改めて感じていただければ、幸いです。
欧州仕様車の外観上の一番の違いは、ヘッドライトウォッシャーの有無です。“目”の下の部分に、ヘッドライトウォッシャー噴射装置が確認できます。
なお、アコードワゴンは、欧州ではアコードツアラーと呼ばれており、スポーツ性と高い機能性とエレガンスなスタイルを両立した高性能車として、高い評価を受けています。また、アコードツアラーの部品ドミノ倒しのCMが大ヒットし、その影響もあり、極めて人気も高いとの話です。(現地英国人オーナー談)
欧州でのアコードのファンサイトは、いまだ発見できていません。皆、米国サイトで国際的に情報交換しているようです。
欧州での情報は、ホンダの報道向けニュースサイトが一番早く確かです。
その他、アコードに対する評価は、英国の自動車雑誌の各サイトで詳しく知ることができます。(サイトの場所は、下記海外NEWSの本文をご参照ください。)
→Honda(EU)Press Resourceへ
スクープ??(アコードツアラー検討モデル)
これってMC後のアコードワゴンの姿でしょうか...?
と思いきや、欧州で検討された「アコードツアラー スポーツスタディ」でした。


現状の高級感の代わりに、ぐっとスポーティーさを全面に出したような印象を受けますが。私自身の好みからいくと、リアのマフラーがVery Good!だけど、フロントバンパーは、う〜んかな?
ユーロ・アコード&TSX 06モデル登場!
ユーロ・アコード06モデル
Acura TSX 06モデル
最新米国Honda & ACURA販売実績
 (2006年7月)
最新欧州Honda 販売実績
 (2006年6月)
<海外News〜欧州アコード評価記事、米国AcuraTSX評価記事、海外販売台数> 

8月8日チェック
<米国YOU TUBEより>
Acura TSXが登場するギャグ??ビデオ
 http://www.youtube.com/watch?v=13714kkdNOc

★面白さはちょっとイマイチですが...(^^ゞ)でも米国でのTSXの人気の高さが伺い知れます。

7月9日チェック
<英国自動車雑誌Auto Expressより>
 
06年NEW CAR大賞 アコードツアラー4年連続ベストエステート受賞
  http://www.autoexpress.co.uk/front_website/newcarhonours/

 アコードツアラー(日本名:アコードワゴン)が、4年連続でベストステーションワゴンに選ばれました。なお
 セダンはVWパサートがベストファミリーカーを受賞し、アコードセダンは2位でした。

「SUVとコンパクトミニバンの台頭で、多くの面々が伝統的なステーションワゴンの死を予測した。しかし、それらの予想はひどく誇張されたものだった。これらの新興勢力で市場が席巻された訳ではないのに。

なぜ予想通りにならなかったのか? それは、アコードツアラーがデビューと同時に新たな「基準」を作り上げたからだ。そして、その基準には、今もってライバル達が追いついていない。
そのことは、この日本車がどれほど先進性に溢れ、また優れているかを如実に示している。ボタンを押して電動テールゲートを開けてほしい。なぜこの車が4年連続で、ベストステーションワゴンを獲得し続けているのかよくわかるはずだ。576Lの容量を誇る巨大な荷室は、極めて広く、フラットで、しかもタイヤハウスの張り出しは最小限に抑えられている。御陰で、嬉しいことに、その気になれば引っ越しにすら使えるほどなのだ。

そして、このシート折り畳み機構。ワンタッチで折り畳める便利さを、どうして他の会社も実現してくれないのか不思議だ。背もたれを倒すと、ヘッドレストが倒れ、座面が持ち上がる。するとフルフラットな荷室が現れ、1707Lもの大容量の収納が可能になる。そして、素晴らしいエンジンとバランスの取れたシャシー。
何よりもまず、機能性に優れている。
これ以上のステーションワゴンがあろうか。」

http://www.autoexpress.co.uk/news/autoexpressnews/200785/new_car_honours_2006.html

★これはものすごい快挙です! ついに4年連続、王者の地位を守りました! 最近では、アコードツアラーを徹底研究したVWパサートバリアントが登場しましたが、見事に退けました。上記寸評でわかるとおり、高い機能性と上質な走りの見事な融合が評価されての受賞です。


6月10日チェック

<英国サイト Times on Line より>
欧州アコード、英国でまたしてもNO.1に選ばれる

http://www.driving.timesonline.co.uk/section/0,,27909,00.html


英国の自動車サイトをチェックしていたら、「Times on line」というサイトで、「Good Car Bad Car」という特集で、アコードセダンが見事06年ベストファミリーカーを獲得していました。
1位Hondaアコード、2位Fordモンデオ、3位VWパサート、4位MAZDA6(アテンザ)

ファミリカー部門No.1のアコードへの寸評です。
「アコードは強烈な個性がある車ではない。スタイルも普通のセダンだ。しかし、仕立てのよいスラックスは履いてみればわかるように、アコードはこのクラスにおいて比類なきものを持っている。ディーゼルエンジンを動かしてみれば、滑らかさと動力性能のパーフェクトなコンビネーションを感じることが出来る。ステアリングフィールは絶妙な重さであり、ブレーキはパワフル、そしてサスペンションはホバークラフトのような滑らかさである。インテリアは実用的であると同時にドイツ車のライバル達と同等な高級感だ。素晴らしい乗り心地を約束してくれるだろう。」


★日本でもデビュー当時は同様な理由で賞賛を受けて、「ついに欧州車に追いついた」とされ日本カーオブザイヤーを受賞したアコードですが、国内販売台数の低迷で、最近は全く地味な存在になってしまいました。しかし、欧州ではしっかりと評価されて、人気も博しているようです。こんなニュースに触れると、何だかホッとします。



6月1日チェック

<英国自動車サイト What Car ? より>
欧州アコード、英国で信頼性の高さNO.1に選ばれる

英国雑誌What Car ? において、「信頼性の高い車 TOP100」の中で、欧州アコード(ツアラーも含まれている)が、見事ナンバー1に輝きました。

1位 Honda ACCORD

2位 Subaru Forester
3位 Mazda MX-5(ロードスター)

アコードへの寸評
「センスの良い内装。精緻な車の造り。そしてファミリーカーを超えた雰囲気。すばらしいエンジン。バリューフォーマネーが高い。」

嬉しいですね! デビューから3年以上経過しましたが、まだまだ王者の地位は渡さん!というところでしょうか。
なお、レクサスISは11位、Mazda 6 (アテンザ)は12位です。
http://www.reliabilityindex.co.uk/tophundred.html?apc=3128339010848601

なお、米国のAcura TSX ファン達は、Acura TSX.comにて、以下のような感想を寄せていました。
「1位 ホンダアコード 、すなわち我らがAcura TSX。11位はレクサスISで、12位はマツダ6。」
「わお! すごいことだね!」

http://www.acura-tsx.com/forums/showthread.php?t=31325


5月3日チェック
Acura TSX 単月販売台数 過去最高記録
 上記を表をご参照ください。


5月2日チェック
<英国自動車サイト What Car ? より>
アコードツアラーのオーナー達によるインプレッション抜粋

http://www.whatcar.co.uk/car-review-readers.aspx?RT=483

G.M氏(評価5中5)
この車に乗り始めてから3ヶ月経ち、9000マイル走ってます。総じてものすごく気に入ってます。非常に快適で、力む必要もなく速い。軋み音やガタツキ音もなく、非常に作りもよいです。そして、もうほんとに運転していて楽しい。
私はたくさん荷物を積むのですが、リアシートは、ヘッドレストを外すことなく簡単に畳めます。車全体が非常によく考えられて作られています。
燃費は、残念ながら期待したほどはよくないです。ノーマルな軽油で15.6km/Lにとどまっており、BP製のプレミアムで16.8km/Lです。ガソリン車ならもっとパワーを得られ、またエンジンも静かでレスポンスもいいように思います。高速道路では、ディーゼルとガソリンの違いは感じられませんが、街中では違いが顕著です。
総じて満足していますが、燃費は玉に傷です。それでも、私は躊躇なくこの車をお勧めします。所有する喜び、そして運転する喜びを感じられるからです。

S.J 氏(評価5中5)
車の作りは最高だね。私はパサートからの乗り換えだけど、ホンダの方がいいよ。
走りがすばらしい。私は、しばしステーションワゴンということを忘れてしまったよ。
レスポンスがいいね。そしてギアボックスもいい。ただ、ハンドリングはいいんだけど、最高に機敏な車とは言えないかも。
荷室は本当に広いね。そして、本当によく考えられて作られている。
唯一期待はずれだったのは燃費だね。私のガソリン車の平均燃費は10.9〜12.1km/L。本当はもっと期待していたんだ。前車がディーゼルだったので、私の望みが高すぎるのかもしれないが...

★アコードツアラーの最新インプレが見つからず、最近、鮮度の高い情報提供が出来てなかったのですが、英国オーナー達の生の声が聞けるサイトを見つけました。英国の自動車雑誌What Car? のサイトです。
その中からオーナー達の声を拾ってみました。
なかなか高い評価ですよ。ただ意外だったのが、期待したほどいい燃費じゃないじゃないかという声。日本人の目から見ると、いい燃費じゃないかと思えてしまうのですが...


3月21日チェック

<英国自動車サイト CAR PAGE より>

ホンダ車 英国2月の個人向け販売を制す

http://www.carpages.co.uk/honda/honda-new-cars-07-03-06.asp

JAZZ(Fit)、Civic(ガソリン車)、
アコード(セダンおよびツアラー、ガソリン車)、CR-V(ガソリンおよびディーゼル車)が、それぞれの販売部門でBMWとトヨタを上回った。

「今、非常に熾烈な戦いだが、とても元気づけられるニュースだね。」ホンダUKの販売部長のイーワン・ラムゼイは語った。「個人向け市場は、どのブランドが一番満足度が高いかを計るのに一番よい指標だよ。なぜなら、それは会社の購買方針ではなく、個人のお金で購入されるものだから。法人市場においては、ホンダがまずは検討の遡上に乗るようになることが私たちの願いだ。私は、歴史的にドイツ車によって支配されてきたこの市場から、ホンダがシェアを取り続けることができると思う。

この成功は、個人市場での価値が上がっていることを意味している。
最近の調査によれば、ほとんど全てのモデルに関して、ブランド力を上げている。

★2月販売台数がHondaサイトから発表されたら、追加しますね! 1月中旬のMC後、本格販売となる2月は好調な滑り出しのようです。