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2005年7月10日チェック
<英国Auto Express.co.uk>
長期テスト アコードツアラーi-CTDi(第3回)
http://www.autoexpress.co.uk/long_term_test/58052/honda_accord_tourer_22_icdti.html
ようやく万事良好だ! 私がアコードツアラーで経験した全てのトラブル(この中には、パワーテールゲート、バンパーの傷、ステアリングラックの漏れが含まれる)の後には、この車の優れた能力を発揮する場面が待っていた。私の娘オリバーが、4週間前に誕生したのだ。
アコードツアラーは、私の妻を乗せて病院へ猛スピードで向かった。そして、その素晴らしい積載能力を遺憾なく発揮して、私の撮影機材同様に信じられないくらい大量の赤ん坊用品を運んだのだった。今では、私はパワーテールゲートの大ファンだ。私はオリビアを腕に抱きながら、難なくハッチを開け閉めできるからだ。
同様、赤ん坊のためにベビーシートを取り付けるのも簡単だ。新生児用のベビーシートはISOFIXは取得していないものの、素早くベビーチェアをシートベルトが包み、安全性も高そうだ。ただ一方、アコードはまだ傷が完全に癒えた訳ではなかった。前述のとおり、リアバンパーを駐車ポールにぶつけ、一方でフロントバンパーを駐車場の排水パイプにぶつけた。後者は私がやったのではなかったが、アコードが傷だらけになりかけていたので、私がエセックスのホンダディーラーに修理に持って行くことにした。
彼らは、非常に素晴らしい仕事してくれ、2つの傷は全くわからないほど消された。6万円を超える請求額には閉口したが。しかしながら、修理は完璧だった。私は、娘の誕生のため仕事を1つキャンセルしなければいけなかったが、再スケジュールには、ホンダの修理はうまく間に合った。
ホンダの親切なスタッフが12500マイル点検をやってくれ、4万円弱かかった。25,000マイル点検時はたぶん安くはないだろう。6万円程度かもしれない。
今は、家計はそれほど苦しくない。出産の際の短い距離の運転の繰り返しで、燃費は12.6km/Lまで落ちてしまったが、仕事で長距離走行になった途端、14.2km/Lまで回復した。よく娘を持った父親は家計が大変だと言われるけど、そうなるにはちょっと早すぎやしないか?
★アコードツアラーの熱烈ファンであるAutoExpressカメラマンの愛情が伝わってくるエッセイですね。このような暖かいまなざしを受けている車は、他にほとんどないのです。何だか嬉しいですね。日本では販売台数が少ないことがあだになって、批評も厳し目ですが、本場の欧州では上記のような見方が一般的なのです。わかる人にはわかる。そんな車ですね、アコードワゴンは。
2005年5月15日チェック
<フランスCaradisiac.com>
・アコードツアラーMC検討モデル???
http://www.caradisiac.com/php/essai_tun/doss/doss162/mg_5745_geneve200411.php
(上記写真およびコメント参照方。)
★最初、ジュネーブでCivic5ドアと一緒に発表されたMC検討案かと思いましたが、実は間違い。03年末に発表された「アコードツアラーi-CTDiスポーツスタディ」でした。。
2005年5月8日チェック
<米国Honda News.com>
・4月度米国販売実績
http://hondanews.com/CatID2000?mid=2005050357026&mime=asc
AcuraTSX 3,329台(前年比+35.4%)
AcuraRL(レジェンド)1,304台
US ACCORD 35,235台
★ガソリン高騰により、燃費の良い日本車人気に一層の拍車がかかっています。TSXも高性能と燃費の良さにより、益々人気上昇!
2005年5月2日チェック
<米国AcuraTSX TVCM 〜methodstudios.com>
(1)AcuraTSXの最新CM
http://www.methodstudios.com/mot572
(2)AcuraTSXのこれまでのCM
http://www.methodstudios.com/mot569
http://www.methodstudios.com/mot442
http://www.methodstudios.com/mot443
(3)US ACCORDのCM
ボイスナビ
http://www.methodstudios.com/mot492
USアコードセダン
http://www.methodstudios.com/mot493
USアコードクーペ
http://www.methodstudios.com/mot494
(4)AcuraTLのCM
http://www.methodstudios.com/mot576
★米国の雰囲気をたっぷり味わってください! それにしてもTSXは、SportsSedanの名で売られているとおり、躍動感に力点が置かれていますね。あと、人目を引くということにも特徴がありますね。ただ、初期の「Fish(魚)」「 Kite(凧)」と名付けられたCMはちょっと発想が単純かな?
2005年4月24日チェック
<英国自動車雑誌Auto Express主催 5万人の顧客満足度調査DriverPower2005>
アコード車種別満足度第3位、上位3位はホンダ車が独占
http://www.honda.co.uk/love/
・1位S2000、2位フィット、3位アコード(セダン&ツアラー)
・メーカーブランド別では、レクサスが1位。ホンダは3位。
2005年4月17日チェック
<英国自動車雑誌サイトAuto Expressでのアコードツアラーi-CTDi長期テスト第2回>
2005年4月
http://www.autoexpress.co.uk/long_term_test/55861/honda_accord_tourer.html
我々の主催する「ドライバーパワー2005年調査」においてわかったことは明快だった。オーナー達はみな自分達のホンダ車を心から愛しているということだった。我々AutoExpressが実施した信頼性調査で、ホンダ車がトップ3位までを独占した。この調査は、読者のうち5万人からの回答に基づくものである。アコードはジャズ(日本名フィット)とS2000に次いで3位であった。
しかし、これからお話する我々のアコードツアラー2.2 i-CTDiに起こったことは、いかに優秀なメーカーと言えども、たまには「ついていない日」はあるものだということかもしれない。
我々がアコードツアラーを極めて高く評価する理由の1つが、大きな積載能力にある。専門フォトグラファーとして、私の撮影機材一式は、難なく荷室に収納できるし、いざとなれば、荷室に身体を滑り込ませることができれば、車中泊の仕事ですら、ひとっ飛びで連れて行ってくれるのである。
そんなアコードツアラーのテールゲートが故障するなんて、想像できただろうか? アコードツアラーのテールゲートは、キーのボタンひとつで開閉する。個人的には、この機能はギミックだと思っていた。そして、このテールゲートが故障で鍵がロックされてしまい、マニュアルですら中の物を取り出せなくなってしまったのだった。このことは、私の思いを一層強くした。仕方なく、ワンモーション・リアシートを倒して、荷物を取り出すしか無かった。
私たちは、車をイーウエル・ホンダに持って行ったが、メカニックは気が乗らない様子でクルマを一瞥すると、空き時間に予約してくれと言ったのだった。幸運なことに、こんな対応のディーラーばかりではなく、私の家の近くにあるリンドヒル・ホンダが、すぐにツアラーを調べてくれて、原因が送信ユニットにあることを突き止めてくれた。部品が注文され、2週間後にトラブルは解消した。
しかし、この後に、もっと大きな問題が起こるなんて知る由もなかった。
今度は、パワーステアリングポンプがキーキー音を立て、曲がろうとした時、ホイールが異常振動したのだった。リンドヒル・ホンダに我々はすぐに持って行った。技術者達は、すぐにリーキングステアリング・ラックに問題があり、交換する必要があると診断した。
運転するには安全性に問題があるようなので、部品が到着するまで、代車としてフィットを1週間借りることになった。しかし、悪いニュースばかりではない。今回のようなトラブルは初めて報告されたとのことで、丁重でいろいろ教えてくれる整備スタッフが、トラッキングの調整も行ってくれた。
これらのトラブルは、一時的にアコードに対する信頼性をぐらつかせたが、でも、アコードに対する私の熱狂までをへこますことは無かった。乗り心地とハンドリングの絶妙な調和は、まさに的を得たと言えるほどだし、加えて、ギアシフトと2.2Lディーゼルエンジンは、見事なまでにスムーズで快適だ。燃費だって15.1km/Lもあり、1回の給油で1020kmも走るのである。
実は、数日前、バックする時にバンパーを擦ってしまった。バックソナーを付けておかなかったことを悔やんだ。
次の半年間は、何も起こらないことを祈りたい。こんなふうに、私はリラックスしながら、本当にアコードライフを楽しんでいる。そして、付け加えるなら、巨漢である私が、車中泊時に荷室からもぞもぞと這い出す時だけは、ちょっと大変かな! (ピート・ギブソン記)
<セカンド・オピニオン〜もう1人の意見>
私は、アコードツアラーほどすばらしい車を他に知らない。直近の問題を考慮してもだ。このクルマをノッティンガムへの週末旅行に借り受けた時は、快適そのものであったし、燃費は16.3km/Lに達した。クルージングは快適で、荷物をたくさん積んで行ったのだが、広大な荷室の御陰で非常に助かった。私は、ピートと違って電動テールゲートのファンだ。子供を連れている時や、買い物の時に、非常に役立つ機能だと言える。(オリバー・マリッジ記 ロードテスト編集者)
★英国自動車雑誌AutoExpressも、アコードツアラーに魅せられてしまった雑誌の1つです。ここまでベタほめされた車もなかなかないのです。オーナーとして誇らしく、読んでいて実に心地よいですね。セカンドオピニオンというのが、まるで「オレにも言わせろ!」みたいで、いかにこの車が愛されているか、伺い知れます。
★海外ブランド好きの日本の評論家諸氏は、こんなこと知っているのかなあ。
2005年4月3日チェック
<米国AcuraTSX他2005年3月度販売実績>
http://hondanews.com/CatID2000?mid=2005040151858&mime=asc
AcuraTSX 3,107台(前年同期2206台+35.6%)1−3月累積7991台(前年同期6035台+34.2%)
US ACCORD 33,075台 Odyssey16,201台 Acura RL (Legend) 1,376台 Acura TL 7,217台
★米国では、ガソリン高騰が日本車に追い風のとなり、TSXは益々販売好調となっています。
2005年3月27日チェック
<英国自動車雑誌サイト BBC TOP GEARでのアコードツアラーType-S長期テスト第6回>
http://www.topgear.com/jsp/roadtestSearch.jsp?carType=new&mDesc=Honda&rDesc=Accord&mCode=B5&rCode=A6
【2004年10月11日】
私の義父も、車については少しくらい知っている。たとえば、ロールス氏とロイス氏が出会って、商売が始まったなどである。数週間前、スヌーカー(ビリヤードの一種)に行く義父をアコードツアラーに乗せて行った。
彼に感想を聞いてみた。全般的に好評だった。彼は、荷室の大きさに感嘆した。特にその深さについては。
しかし、一方で、インテリアに関しては、いくつか評価を保留した。私は、Type-Sのトリムとカーペット、革シート、アルミシフトノブが非常に好きだ。しかし、義父は、黒と銀のチェッカーボード風のセンターコンソールを見た時、「こいつは趣味じゃないな」と言った。確かに、このクルマは大柄なステーションワゴンだし、子供のスケートボードなどを放り込むのに適している。しかし、それだけじゃない、ドライバーの心をくすぐるスポーツ性も兼ね備えている車なのだから、別にいいと思うのだが。
でも、スポーティーなステーションワゴンとそれとは釣り合わない安物のスポーツウエアに身を包んだ40男である私とを、彼に結びつけさせようとしても、結局は平行線だろう。う〜む、私は不満だった。しかし、彼が6フィートのスヌーカー棒を握りしめている間は、それをおくびにも出せないのだった。(^^ゞ)
★彼の深いアコードツアラーへの愛情が底辺にある英国調ユーモアにあふれたエッセイですね。それにしても、米国人の文章と違い文学的で難解。1回読んだだけではわからないです。高校時代の英語の予習を思い出します。
<英国自動車雑誌サイト 4CARで、2年連続でNO1受賞>
http://www.channel4.com/4car/best-in-class/large-family.html
05年ラージファミリー部門 ベスト受賞
1位 アコード(セダン&ツアラー)
2位 VW 新型パサート
3位 マツダ6(日本名アテンザ)
1位 ホンダ アコード (評価:4.5ポイント お勧め2.2ディーゼル)*最高5ポイント
アコードはこのクラスにおいては、安価な車ではない。しかし、もしライバル達よりも若干高い価格を支払うことができるなら、もしくは価格を抑えるためオプションを我慢することができるなら、我々はアコードがこのクラスでベストな車だとお勧めしたい。どの評価分野においても、最高もしくは最高に近い。品質は最高。質感と操縦性は良い。エンジンは“究極”だ。特にディーゼルエンジンは。キャビンスペースも素晴らしい。ステーションワゴンの容量は大きい。一方、インテリアは、このクラスの他の車より、1ランク上だ。これらのクオリティの高さは、再販価格の高さを意味し、購入時の高い値段も結果的には、相殺されるだろう。
2位 VW新型パサート(評価:4ポイント)
最新のパサートは、より大きく、より運転しやすく、より高い質感を身につけて登場した。スタイルは極めて革新的でありながら、優しく造形され、目に心地よい。旧モデルと同一価格というのもありがたい。1クラス以上の質感を備えた車内は、傘ホルダーがドアに取り付けられたり、エアーコンディションド=グローブボックス、デュアルバイザー=サンシェイドなどが注目アイテムだ。重量も増えておらず、旧モデルよりも燃費も向上している。
3位 マツダ 6(アテンザ)(評価:4ポイント)
マツダ6は、ルックスとドライビングフィールをアピールする車というにとどまらず、値段が安い。13000ポンド(240万円)以下から選べるのだ。但しマツダ6がたとえ激安車ではなかったとしても、我々はルックスとインテリアの良さからお勧めしただろう。難を言えば、室内の素材が今ひとつだが。あと、エンジンサイズの割にパフォーマンスが良くない。そして、低速での乗り心地が堅い。しかし、ハンドリングの応答性はよい。この車のコストパフォーマンスは非常に高い。
<04年結果>
1位 ホンダ:アコード 2位 マツダ:アテンザ 3位 ボルボ:S40
★さすが、アコード。VWパサートに対し、チャンピオン防衛に成功と言ったところですね。日本の評論家達は、このことを知っているのかな? アコードオーナーにとっては、実に誇らしい話題です。
<英国自動車雑誌 AutoCarでは、VWパサートにアコードがタイトル返上か?>
http://www.acura-tsx.com/forums/showthread.php?t=21225
AcuraTSX.comによれば、英国雑誌AutoCarにおいて、Dセグメント頂上決戦において、03-04年の2年間にわたりクラスベストのタイトルを保持してきたアコードが、新型VWパサートに総合評価で破れるという波乱があった模様。(アコード、パサート、モンデオ、プジョー407の闘い)
アコードの敗因は、インテリアは質感が高く快適だが、新型パサートに比べて豪華さで劣るという点にあったとのこと。
なお、米国TSXファンは、欧州アコードと米国TSXはインテリアが違う(TSXは日本のインスパイアのインテリアを採用)として、自分達のクルマが負けた訳ではないと気炎を上げている。
★各自動車サイトや雑誌で、Dセグメントチャンピオンを誇るアコードも次々強力なライバル誕生で3年目の今年は苦しい闘いになってきているようですね。地位を強化すべく、さらに今年MCで内装に磨きがかかると予想します。
<その他>
・米国のツーリングカーレースで、AcuraTSXが勝ったとのこと。レース仕様のTSXの写真が見れます。
http://www.vtec.net/news/news-item?news_item_id=340664
・欧州のTVコマーシャルで、Accord i-CTDi(ディーゼル)のエンジンのコマーシャルが最優秀に選ばれたとのこと。これは昨年のアコードツアラーの部品ドミノ倒しに続く2年連続の快挙とのこと。あちらじゃ、TVでも大活躍ですね!
http://www.autoexpress.co.uk/news/55171/hondas_ad_accolade.html
・欧州での2005年1月と2月のアコード(セダンおよびワゴン)の販売台数順調。好調だった昨年と同ペース。
1月3959台 2月2616台 1−2月累積6578台
2005年3月13日チェック
<英国自動車雑誌サイト BBC TOP GEARでのアコードツアラーType-S長期テスト第5回>
http://www.topgear.com/jsp/roadtestSearch.jsp?carType=new&mDesc=Honda&rDesc=Accord&mCode=B5&rCode=A6
【2004年10月6日】
最近私は、あまりにも文学的すぎると、読者からおしかりを受けた。(なぜなら、私は何回か14世紀の詩人フローレンタインとトマス・ハーディを引用しているからだ)それじゃあ、このすばらしいアコードに別れを告げて、人気バンド「ステータスコンボ」のビートに乗せて、今月から別のクルマにしようか...
えっ、自分で金を出して、好きなのを選べって?(わかったよ、ジョンソン)
アコードの2面性は、以下のとおりだ。まず、1707L(シート折り畳み状態)もの荷室を誇る大きなステーションワゴンであること。そして、同時にType-Sは、ちょっとスポーティなモデルであること。
デカルト主義(また出ちゃった、ごめん)の2面性のように、あなたは2.4L i-VTECエンジンのスピードターンに酔いしれると同時に、革とトリムのインテリアやロアスカートやアルミホイールによだれを拭うかもしれない。
また10.2km/Lもある好燃費を知って、あなたは立ち尽くすかもしれないし、またスーパーチャージャーが付いた霊柩車のように見えると思うかもしれない。
う〜ん、どれも当たっている。しかし、このハンサムなホンダは、実用的で信頼性が高く、同時に運転して楽しい車である。
クルマに対して望むものは、何でも叶えてくれる車と言えよう。
★英国の香り高い評論ですね、それにしても、大絶賛です。嬉しいですね。アコードワゴンの良さが、本当にわかってらっしゃる。
2005年3月6日チェック
<英国自動車雑誌サイト BBC TOP GEARでのアコードツアラーType-S長期テスト第4回>
http://www.topgear.com/jsp/roadtestSearch.jsp?carType=new&mDesc=Honda&rDesc=Accord&mCode=B5&rCode=A6
【2004年5月5日】
私の子供達に車のデザインをさせたら、きっとそれはなめらかな風船ガム販売機に車輪が付いているような外観になるに違いないと思う。知ってのとおり、子供達にとって重要なテーマは違う。彼らにとっては、性能や信頼性などは2の次で、トレーテーブルやグローブボックス内蔵冷蔵庫、ドーナッツ保温機のようなものが重要なのだ。
ホンダアコードには、そのような的外れな装備はないが、おっと思わせる装備として、オートマチックテールゲートがある。キーのボタンを押すと、ウイーンと荷室が開き、もう1度押すと、それっ、閉じるのである。荷室の扉を開けるのにもたもたしているうちに、買い物袋の中身を側溝に落としてしまうようなことは、今後は2度となくなるだろう。ただ単にボタンを押し、荷物を入れるだけ。
開ける時の音は案外大きいので、真夜中の静まり返った道では開け閉めしない方がいいかもしれない。一方、こんなプラス面もあるかもしれない。あなたの友人が、通りを挟んで向こう側から、「あれっ? 荷室を閉め忘れているじゃないですか。」と得意げに注意したとします。その時は、もっと得意げに「いや、そんなことはありませんよ」とキーのボタンを押せるのですから。
★英国の随筆の香りのするエッセイですね。最後のスノッブな雰囲気が何とも言えず、英国っぽいです。
<Honda EU Newsサイトより>
●アコードi-CTDi ディーゼル車として19の世界最高速記録更新
最高速214.228km/h、24時間連続走行209.824km/h等々。
それでいて燃費記録は、3.07litres/100km(=32.573km/L)
★まさに走行性能と環境性能、経済性の見事な迄の融合。ガソリン車と変わらぬ静粛性。日本でこれを宣伝したらどうでしょうね? まだ黒煙ダンプカーのイメージのせいで、ディーゼルはダメかなあ? 欧州では、セダン&ワゴン計5万台強の販売のうち、2万台がディーゼルなんですよね。でも脅威の燃費は結構プリウスの対抗馬になったりして....(^^)
<Honda USA Newsサイトより>
●米国ホンダ販売2月実績にブレーキがかかり始めるも、AcuraTSXは前年比増で気を吐く!
AcuraTSXの2月販売台数2638台で、昨年比+35%
★TSXの健闘に対し、TSXの熱烈ファン達からは拍手喝采が! どこの国も似たようなものですね。
2005年2月27日チェック
<英国自動車雑誌サイト BBC TOP GEARでのアコードツアラーType-S長期テスト第3回>
http://www.topgear.com/jsp/roadtestSearch.jsp?carType=new&mDesc=Honda&rDesc=Accord&mCode=B5&rCode=A6
【2004年3月3日】
私は、いいアイデアを書き残す習慣がないが、2月に中部ウエールズを訪れるという考えは、今迄で最も向こう見ずなものの1つになるに違いない。一層まずいことに、それは家族旅行だった。2歳のエリーを含む5人は、エラン渓谷のダムに囲まれた最近のTOPGEAR誌を飾った景色を再び訪れることになった。
出発するにつれ、風雨は激しく打ち付け、暴風が吠え始めた。10マイルも走らないうちに、エリーはベビーシートで大あくびをし始めた。走り進むにつれ風は収まり、やがて私たち家族は、このホンダアコードがなんて静かで快適かと口々に賞賛しはじめたのである。
エラン渓谷の麓にあるレイエイダーに到着する迄には、私たちはまた、この広い車内と巨大な荷室にも感謝していたのだった。さらにいいことに、道路も乾き、楽で快適なドライブを楽しむことができた。
日が暮れるまでに、エリーは、ダッシュボードに散りばめられたボタンで遊ぶことを覚えた。私自身にとっては、オートテールゲートが新しく楽しいおもちゃになった。私たちは旅をおおいに楽しんだ。たぶん、ウエールズの人は、そんなバカはしないと思うが。
★別のコラムでもウエールズの渓谷の悪天候でのアコードツアラーの活躍が取り上げられていました。アコードの静粛性の面目躍如ですね。
<米国TSXファンサイト TSX Club.comより>
・TSXコンバーチブル デビューか??!
http://www.tsxclub.com/forums/showthread.php?t=5877
★何ともカッコいいですね!でもネタを明かせば、これはフォトショップによる合成写真。この元ネタサイトには、レジェンドワゴン/クーペの写真もあります。売り出したら人気が出るのでは?
http://www.cwwcardesign.com/index.html
2005年2月20日チェック
<英国自動車雑誌サイト BBC TOP GEARでのアコードツアラーType-S長期テスト第1、2回>
http://www.topgear.com/jsp/roadtestSearch.jsp?carType=new&mDesc=Honda&rDesc=Accord&mCode=B5&rCode=A6
【2003年11月1日】
「ああ、いい車だよ。我々の撮影機材も荷物も、家具も買い物袋も何でもOKだし、また本当に運転が楽しいんだ。そう、高速道路では特に素晴らしいね。快適で洗練されている。」
他にケチをつけるところは何か? 「いや、無いんだよ。本当に。」
今月から長期テストにはいったアコードツアラーについて、運転した我々TopGearのスタッフ数人から返ってきた言葉は、どれも上記のとおりだった。1万マイル(17,000km)走って、この“ビッグホンダ”はてきぱきと仕事をこなし、誰からも不満はほとんど出ないほどであった。巨大な荷室と簡単にリアシートを畳める機構の御陰で、アコードは何度も週末の荷物運びにかりだされることになった。一方、ロングドライブから帰ってきた連中たちは、その快適なクルージング能力に惚れ込んでしまっていた。これらは、単に快適だとか機能性があるという言葉で片付けられないほどのものだ。
そう、先代まではちょっと平凡な車であったが、このType-Sは有望株だ。すばらしいギアボックスに、正確なハンドリング。もうほとんど完璧だ。あえて言うなら、“たった30ブレーキ制動馬力分”くらいしか、欠点がない。(=ほんのわずかという意味)
【2004年1月7日】
アコードは、「非凡な快適性を持った速いクルマ」といえる。通勤やロングドライブでは静かでストレスのない快適さを提供する一方、その気になればシャープで反応のいいハンドリングを見せる。見た目も快適だ。12,500マイル(21,000km)で、我々のアコードは最初の点検を受けた。作業はスムーズで、芝刈り機やモーターボートが並ぶ脇には、スマートなカフェとTVがあり、1時間半の待ち時間は快適だった。
リアサスペンションからの軋み音が発生していたので、油をさしてもらった。スクリーンウォッシュ等も含め、151ポンド(=30,000円)。ちょっと高いなあ。
今回のレポートで唯一のネガティブな面は、度重なる改善対策にある。何度も販売店に持って行かなければいけなかった。パワーテールゲート・コントロールユニット、エンジンブレザーパイプ、警報、インスタントモビリティシステムなどだ。
(つづく)
★今回よりしばらくの期間、BBCが出版している自動車雑誌TOP GEARでのアコードツアラーの長期テストを紹介していきます。今迄紹介してきました自動車雑誌の同様に、編集スタッフ達が心を奪われている様子が手に取るようにわかります。
こんなに英国人の心をとらえているアコードツアラー。全くオーナーになった自分と同じ心が伝わってくるだけに、逆に日本の雑誌を読むたびに、固定観念に支配されているだけではないか?と疑いたくなります。
<2003年英国ベストハンドリング車受賞 アコードType-S (Auto Car 2003年10月)>
http://www.fastsaloons.com/newsstory.php?reviewField=1664&type=4
日本、欧州勢を倒す
「多数のF1ドライバーと32の世界最速車を揃えて、恒例の英国ベストハンドリング車コンテストが行われた。しかし、今年はいつもと違った結果となった。
Audi S4とVolvo S60Rは、ホンダアコードType-Sの2倍のパワーを誇るが、 そのことはハンドリングとは別物である、
アコードが、そのトレーサビリティと安定性で、欧州勢をいとも簡単に倒してしまった。」
★ちょっと古いですが、見落としていた情報なので掲載しました。アコードのハンドリングの良さは、欧州人も認める極めて高い性能だということがよくわかると思います。
2005年2月13日チェック
<英国自動車サイトroad test co.ukでのアコードツアラーi-CTDi テスト2004年11月>
http://www.roadtests.co.uk/rt-2004-11-1.asp
過去18ヶ月間で最も成功した車の1台が、2003年の春にデビューした現行アコードである。この車は、一般ドライバーとタクシー業界双方で大ヒットした。このことは、道路で目にするこの車の数で証明されている。ホンダは、2004年において、自動車評論雑誌のミッドランドグループによるメーカーオブザイヤーに選ばれているが、アコードツアラーのデビューが果たした役割は大きい。アコードツアラーは、そのシャープなボディラインと優れた積載能力によって、セダンと同様に上品かつ闘争的なスタイルを持ったまま、高い実用性を確保している。
価格帯は17,600ポンド(352万円)からで、2.0Lのガソリンエンジンのセダンと似たレンジとなっている。エンジンは、実にスムースでかつ性能が光っている。今回のテスト車は、ディーゼルモデルだ。ホンダにとって、ディーゼルエンジンのデビューは歴史的なことだ。ほとんどの他社は、ディーゼルモデルをラインナップに加えていたのであるが。F1で有名なホンダのファンたちは、ようやくディーゼルエンジンにも興味を持つことが許された。しかし、心配する必要は全くなかった。ガソリンエンジンと同様の素晴らしい性能で、かつライバル達を震撼させる戦略的な価格付けがなされていたからである。
ラインナップとしては、SE、エグゼクティブ、スポーツ、Type-Sが用意されている。140馬力、2.2Lで、最大トルクにはわずか2000回転で達し、最高速210km/h、0-100km/h所要時間は10秒ちょっとだ。(中略)1週間でいろいろな道を850kmを走ったが、平均燃費は16.2km/Lであった。シートのサポート性が非常に良く、終止きわめて快適なドライブを堪能することができた。
ツアラーのサスペンションは、わずかにディーゼルエンジン用の調整を変えているが、カチッとしたステアリングと相まって、この手のサイズのクルマとは到底思えないほどの素晴らしいハンドリングを見せてくれる。これはスポーツセダンに極めて似ていると言えよう。ABSは標準であり、またエアバッグを始めとする数々の装備は、広いラゲッジルームと同じくらいに多岐にわたっている。
リアシートをたたむとさらに広大でフラットな荷物スペース現れる。わずかに惜しいのは、凝った作りのオートテールゲートのモーターを内蔵している関係で、リアガラス上部の視界にわずかに影響している点だ。
私は、このアコードツアラーに非常な感銘を受けた。スポーツセダンのような運転を体験しながら、実用性も申し分ない。このようなステーションワゴンはあまりない。作りの信頼性も仕上げも1級で、ホンダのメーカーとしての信頼性は、当分トップが続くだろう。
長所:バリューフォーマネー、ドライバビリティ、究極のエンジン、実用性
短所:リアガラスからの視界
★今回のレポートも非常に高い評価ですね。アコードツアラーはロンドンの街に溶け込んでいるんだろうな。ぜひ見てみたいものです。
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