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コンパクトキャンプから始めよう
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ここを訪れる方の中には、まだキャンプを体験されたことのない方もいらっしゃるはず。
そんなあなたに贈るキャンプグッズの揃え方。キャンプ道具は一気に揃えようとするとかなりの出費になります。また車の積載上の制約もあります。2ドアスポーツクーペ「カローラレビン」でRV全盛時代を乗り切った体験から、どんな道具をどんな順番で購入していったら、負担を最小限にキャンプを楽しめるかをアドバイス致します。 |
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1. キャンプの魅力
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自然に一番近いところで寝泊りする。これがやはりキャンプの最大の魅力です。
設営に一汗かいた後、チェアにもたれて飲むビールの味は格別です。木々の葉の緑の重なりから漏れてくる太陽の光、子供たちの楽しげな歓声。ゆっくりと日常生活や仕事で知らず知らず溜まった疲れやストレスが、徐々に溶け出していくのを感じます。
夜になり、ランタンの淡い光に照らされた夕食は雰囲気満点。乾杯の声も元気よく、子供たちもいつもよりずっと食が進むに違いありません。食後は、のんびりとコーヒータイム。いつもは残業や家事に追われたり、TVなどでにぎやかで明るい時間帯なのに、アウトドアでは暗闇がすぐそばまで迫っていることに驚かれることと思います。風にそよぐ木々の梢の音。タープに淡く反射しているランタンの光が揺れます。昔から、本来、夜とはこういう不安なものだったんだということに気づかされます。こういう時は思い切り早寝しましょう。
そして翌朝は早起き。日の出とともに小鳥たちが一斉にさえずり始めます。特に春から夏にかけては、うぐいすやヒグラシの声が季節に彩りを添えてくれます。そよ風が吹きぬけるさわやかな雰囲気の中での朝食は、それこそホテルでのモーニングにも負けないおいしさです。キャンプに来てよかったと一番感じるひとときです。
こんな素敵なキャンプにあなたも出かけてみませんか? でも、快適なキャンプは、きちんとセレクトされた道具に支えられていることを忘れてはいけません。道具を選び、それらを使いこなすのも、キャンプのもう1つの楽しみでもあるのです。
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2. 道具選び
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宿泊キャンプで最低限購入の必要なグッズ |
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(1)テント
コールマンやサウスフィールド(スポーツショップ「アルペン」のアウトドアブランド)が一番ポピュラーで価格も安く、それでいて性能も十分です。価格は2万5千円くらい。ただ、シーズンオフのバーゲンセールだと2万円切るくらいの激安価格で手に入ります。
(2)ランタン
ガス式がよいです。ホワイトガソリン式はメンテナンスが必要ですが、ガス式はほとんどフリーメンテナンスです。また、ランタン部分とガスカートリッジ部に分かれるので、詰め込みにも無理が利きます。但し、明るさはホワイトガソリン式の方が明るいです。3〜4千円。
なお、テントの中での使用は厳禁です。1000円くらいの電池式ランタンか、懐中電灯をつるしましょう。
(3)タープ
6本のポールで立てるものと2本のポールで立てるものがあります。有効面積が広いのは6本ですが、手軽さは2本のものです。1万円くらい。
なお、虫が苦手な方は、嵩張りますが、スクリーンテントがお勧めです。1万5千円〜2万円。
(3)銀マット
(4)折り畳みテーブルと折り畳み椅子
(5)シングルバーナー2つもしくはシングルバーナー1つにバーベキューコンロ
2バーナーは確かに便利ですが、初期投資を抑え、しかもコンパクトに運ぶならシングルバーナーがお勧めです。3千円くらい。燃料はランタンと揃えた方がいいです。シングルバーナー1つでも何とかなりますが、コンパクトなバーベキューコンロもあると暖房や保温も兼ねられ便利です。3千円くらい。
そうそう、カセットコンロもOKです。但し、戸外は案外風が強いので、強力なものならOKです。
(6)寝袋(シュラフ)
6月〜8月の平地でのキャンプなら、タオルケットを掛けるだけでも十分ですが、銀マットだけでは慣れないうちはやはり寝心地はよくありませんので、クッションの意味でもあった方がいいと思います。なお、RV車で積載に余裕がある方は、布団を持っていった方が当然寝心地はいいです。5千円弱/人
★調理道具や食器関係は割らないように十分注意して、家のもので済ませましょう。そのうち余裕ができたら専用のものを揃えていくと、積み込みが楽になります。
★なお、食器の乾燥に干し網、汚れた食器の運搬に折畳式のコンテナがあると便利です。ジャグ(ウオータークーラー)もあると便利です。 |
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3. 運搬/積載
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視界を遮らない範囲で徹底的にデッドスペースに詰め込んでいくことが、積載の基本になります。たとえば、バッグなどは助手席や後部座席の足元に置きましょう。寝袋や毛布などは、クッション代わりに車内へが基本です。
キャンプグッズは、RV−BOXというコンテナに入れて運ぶと便利です。普段は押し入れにしまって置き、キャンプ時はサンダーバード2号のコンテナのように丸ごと積み込みます。もし、ミニバンでなければ、システムキャリアを装着することをお勧めします。銀マットなど、キャンプグッズは嵩張るものが多いので、軽くて嵩張るものを中心に屋根に載せると便利です。RV−BOXは雨の侵入にも耐えるので、これも屋根に載せます。重いテントや机や椅子は荷室へ、軽く細かいものはRV-BOXに入れて屋根に載せると、セダンでも十分キャンプができます。 |
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4.季節と天候選び
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慣れないうちは、季節と天候はベストの時期を選びましょう。でないと、難行苦行になって、家族がつきてこなくなることもあります。
ベストシーズンは、5月GW明け〜6月前半と9月後半〜10月半ばです。夏休みは、平地では猛烈な暑さなので、標高1000mくらいの場所にしましょう。 天気は雨の予報が出ている時は中止が一番よいと思います。雨の中での片づけほどいやなものはありません。 |
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それでは、すてきなキャンプを楽しんできてください |
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