アコードワゴン 思い入れインプレッション
(3)アコードワゴン ライブラリー(雑誌評論&コレクション)
1)評論/紹介記事 等 Adobe GoLiveの問題で、2)コレクションへのボタンが、かなり下部にずれてありますので、ご注意ください。
(★はおすすめ度です。)
雑誌名
内容 
モーターファン別冊
新型アコードのすべて
2002年10月 
★★★
新車販売直後に発売されるお馴染みの雑誌。開発者達へのインタビューを中心に、アコード/アコードワゴンの魅力紹介。売り切れる寸前で何とか手に入れることができた。1月半ば契約後納車までの待ち遠しい期間を、この雑誌とカタログを読んで過ごした。

・色は、セダンはミストオパールグリーン、ワゴンはバーモントグリーンがお勧め。(開発者談)

・ワゴンの開発コードはW1。走りと積載を高次元で両立させ、ワゴンでNO1を目指すということ。(開発者談)

・アコードの今回の開発は、狙いをスマートバイヤー(質の高いリーズナブルな物を求める人達)に定め、硬派寄りとした。(開発者談)
        
NEW ACCORD
プロモーションビデオ
(非売品) ★★★
ヨーロッパの自動車雑誌の編集長達のインプレッションを交えた、海外ロケの非常にハイセンスなプロモーションビデオ。

青い空に青い海の断崖ぞいのワインディングロードの風景が非常に美しく、緊張感あふれるドラムスと軽快なパーカッションのリズム、サキソフォンのクールな音色が、アコードワゴン/セダンの走りを盛り上げる。

50cm程度まで接近したまま、まるで寄り添うように森林の中のワインディングロードを走り抜ける2台のアコードワゴン/セダンのドライビングテクニックも目を見張る。必見。

NAVI
2002年11月号
      
★★
アコードセダン24SおよびEuro-Rと欧州各社のライバル達(BMW325i、アルファロメオ156JST、アウディ1.8Tクワトロ)との比較。

・ヨーロッパ車に肩を並べた走りと足回り。足回りのベンチマークであるプジョーを超えたネコ足。

・公平に見て、アウディやアルファに十分戦える。エンジンとATは完全に勝っている。課題は、どこかの欧州メーカーと似たような車になっただけではまだ不足。今後もっとホンダの個性で勝負できるような、さらにレベルの高い開発を望む。

Motor Magazine
2003年1月号

      ★★
アコードセダン24S、アテンザ23S、アウディA4 24SEの比較。

・アコードVSアウディ 
 加速、エンジン、ブレーキはアコードの勝ち。しかしアウディの軽快さや居心地には及ばない。価格差よりはかなり小さいが、プレミアムカーを目指すなら避けて通れない課題。

・アコードVSアテンザ 
 総合的にはアコードが上回る。走りの官能性の違いはさておき、セダンとしての基本機能の点で、アコードが優れている。
 アコードの弱点は、全体シルエットがアテンザに比べ目新しさがない。アコードはプレミアムクラス入り、アテンザは1度はベンチ入りしたけれど....そんな感じか。

CG CAR GRAPHIC
2003年1月号
  ★★
アコードセダン20ELとアテンザ20Cの比較。

・どちらも基本性能は高いのだが、アコードの方が奥の深さを感じさせる。

・どちらも、従来の日本のセダンのヒエラルキーを離れた自由な雰囲気を感じられる。日本のセダン復活のシナリオは、この辺から始まることを予感させる。

Motor Magazine
2003年2月号
 ★★
アコードワゴンとカルディナ、アテンザ、パサートの各ワゴンを比較。
・オールマイティさでアコードワゴンが一歩リード。

アコードセダンとアテンザ、オペル・ベクトラの比較
・マツダがアテンザを出して高評価だったのは、その円グラフがきれいに整っていたから。でも今回のアコードは、その輪がさらに大きい。

・アコードの走りの感触は、BMW3シリーズやメルセデスCクラスに匹敵する。セダンは何も走りだけで決まるものではないが、アコードの今回達成した走りのレベルは、「あえて」伝えるほど高いものである。

ENGINE
2003年4月号
 ★
鈴木亜久里によるアコードワゴン、ルノー・ラグーナ、ボルボXC70の比較インプレッション。

・バリューフォーマネーで比較すると、圧倒的にアコードワゴンだが、各車個性が光っている。室内雰囲気では、ルノー・ラグーナが上品で洒落っけがあり好感が持てる。アコードワゴンの内装には肩に力が入り過ぎている。ボルボの控えめな雰囲気もいい。

NAVI
2003年4月号

      ★★
アコードセダンとルノー・ラグーナの安全性(ブレーキおよびステアリング、加速)テスト

・アコードは重箱の隅をつつきたくなるほど優秀。ルノーは日産に学んだ方がよい。

AUTOCAR JAPAN
2003年7月号 
★★★

イギリスの有名自動車雑誌の日本語版。
日本の雑誌のような当たり障りのない表現でなく、はっきりとずけずけと評価を下しているところが、非常に新鮮。本場で極めて高い評価を受けたアコードのオーナーは気持ちいいが、その他の車のオーナーは怒り出すかもしれない。


ヨーロッパ2リッター級サルーン(Dセグメント)の王者フォード・モンデオとかつての王者VWパサートに、新しくホンダ・アコード、トヨタ・アヴェンシス、マツダ・アテンザ、ルノー・ラグーナが挑む

・アコードがクラスベストの新王者。欧州勢が顔色を失うほどの出色の出来映え。特にブレーキ性能はBMWやアウディに匹敵する。

・アヴェンシスは、前モデルと比較し質感の向上が著しいが、乗り心地と運動性能に改善の余地あり。

・アテンザは、エンジンとデザイン以外に見るべきところなし。マツダ特有の出来映えか。

・ラグーナは、ハンドリングに美点があるものの、シャシーの反応が甘い。品質も含め、日本車に苦戦を強いられるのも当然。

・モンデオは、いまだ運動性能においては右に出るものはいない。しかし、その実力は、新型アヴェンシスを抑え込むには十分だが、アコードにはもはや敵わなかった。

・さよならパサート。もはや品質面でも優位性は失われた。

・アコードとアヴェンシスの台頭は、控えめに言えば“少々乱暴なモーニングコール”のようなもの、悪く言えば“衝撃的な事実”として、受け止めるべき。

AUTOCAR JAPAN
2003年11月号
 ★★★

アコードの単独特集。
この雑誌の特色は、日本の雑誌が単なる自動車評論家の試乗フィーリング記に終わっているケースが多い中、徹底的に試乗車をいじめ倒していろいろなデーターを採取し、論理的に評価を下そうとしている点にある。わかりやすいし、先入観の支配を防ぐ努力が感じられ、信用がおけるのではないかと思う。

・フォードとBMWの影響がいたるところで感じられる。この2つの市場で成功しようという野心的かつ貪欲なクルマ。ヨーロッパのファミリーカー市場を10年間支配してきたモンデオを追い落とすに足る車。一方、アウディA4やBMW3シリーズのような高級車も凌ぐことまでターゲットに定めている。

・モンデオ、アヴェンシス、アテンザ等ライバルより高級指向ゆえ高めの価格設定。価格以外はすべてクラスナンバー1。メルセデスを比較に持ってくることは忘れた方がいい。Cクラスよりずっと上質なインテリアで、アウディに匹敵する。スマートな高級ドイツ車に匹敵するというホンダの主張は概ね実現されているが、そのまま鵜呑みにできない部分もある。

Motor Magazine
2003年11月号
★★★
“アコードとアヴェンシスでイギリスを走る”という特集。
美しい英国の景色にアコードの美しいエクステリアがよく映える。なお、欧州アコードは日本からの輸出なんですね。

・道路は思いのほか荒れている。総じてアヴェンシスよりアコードの方が静か。乗り心地はアコードの方が硬め。

AUTOCAR JAPAN
2004年4月号
 ★★★
全日本Dセグメント選手権の第5弾として、アコードセダンの中でのベストグレードを決める特集。前月号までに、レガシィ、アヴェンシス、アテンザ、プリメーラの各ベストグレードが決定。次月号では、中から2車が選び出され、さらには欧州車の中から選び出された2車(1位プジョー406スポーツ、2位フォードモンデオ*なお3位シトロエンC5、4位フォルクスワーゲンパサート)戦うことになる。以前の号での評価は、全てイギリスの編集部での評価であったが、今回は、日本の編集部での評価である。

・アコード24TL、24Sの2車で比較検証。参考車としてユーロRもテスト。ベストアコードは、24TLに決定。

・理由は、総合的なバランスのよさと説得ある価格設定。新型アコードは全方向に対しそつがなく、しかも全てが高いレベルにあることを考えると、24TLの方がアコードの性格をよく表しているから。

・ホンダは従来1点突破のコンセプトに強みを発揮する一方、総合的なパフォーマンスにおいては後塵を拝してきた。しかし、ついに平均点でも最高水準の車を作ることに成功したということだろう。

・24Sは、やはりAT仕様のユーロRというべきもので、足回りの締め上げ方は、快適性よりも運動性能にかなり重きを置いている。身体が疲れている時は、路面の凸凹が気になるはずだ。

ベストカー
3.26号 ★
間違いだらけの選び」で一躍名を馳せた自動車評論家 徳大寺氏が選ぶ現在の日本車ベスト10。アコードがNo.1。2位クラウン、3位コペン、4位レガシィ、5位プリウス、6位ランドクルーザー、7位スカイライン、8位オデッセイ、9位MR-S、10位ロードスター。なお2/29TV東京で放映の「極上の休日」の中でも、アコードが一番お勧めの車と推薦していた。

・1等賞はアコード。非常に静かな車で、大人が乗れる感じがする。
・2.4Lのエンジンとハンドリングが上品で、シートもよくできているので長時間乗っても疲れない。
・3ナンバーじゃなくて、5ナンバーであの乗り味なら、もっとよかった。
Motor Magazine
4月号★
特集「Dセグメントを極める」の中の「日本Dセグメントの実力」。アコード24S、レガシィB4turbo、アテンザ23Zのハンドリングを箱根のワインディングにて比較。ワインディングでの運動性能比較で、Euro-Rを出してこないところに記事の不備を感じる。またアコード24Sのサスペンションをソフトだと言い切ってしまうところにも違和感を感じる。いまいち。

・アコード24Sのサスペンションはコンフォート指向。乗り心地重視のため、ワインディングを攻めるとボディの上下感が感じられる。もちろん観光ドライブでは全く気にならないレベルで、むしろ快適な印象すらある。今回の3車の中では異質な感じ。

・アテンザ23Zは、18インチタイヤが明らかにオーバーサイズで、ロール方向にユラユラ感があり、ライントレース性が悪くなってしまう。

・レガシィは、ドライバーと一体感があり、今回ワインディングを攻めていて一番楽しい車だった。

driver
4月20日号★★
欧州で好調な日本車の特集。アヴェンシス、モンデオ、アテンザの3車の特集だが、その中で謎に包まれていたユーロ・アコードの売れ行きについて触れられている。なぜ、欧州でカーオブザイヤーにノミネートすらされなかったのか答えが判明した。ウ〜ム!

・アコードは、昨年ドイツでは8千台、欧州全体では3万台レベルの販売にとどまった。これは、欧州Dセグメント販売台数の7割がディーゼルエンジン車であることと関係している。ホンダの北米特化によるディーゼルエンジン軽視(米国では、日本同様全くディーゼルは人気ない)が、かつてのホンダが欧州で勝ち得た地位を大きく後退させた。

ユーロ・アコードについては、遅ればせながら昨年9月のフランクフルトショーでディーゼルエンジン車がお披露目、2004年2月より発売開始で、他社追撃態勢が整った。今後の販売動向に期待したい。なお、日本の記者によれば上々の出来のようだ。
http://www.webcg.net/WEBCG/essays/000014119.html
AUTOCAR JAPAN
2004年5月号






楽しみにしていた全日本Dセグメントだったが、その結果はおおいに期待を裏切るものだった。その理由がもっともなものであれば甘んじるが、1年以上じっくり乗ってきたオーナーの目から見れば、正直言って的外れなところが多く、変に天の邪鬼的な評論となっている。その場でのライター達の盛り上がりに支配されただけの冷静さを欠いた評論とみた。他の雑誌とは違うぞという自意識が呼び水になったか? ばかばかしい。

・1位アヴェンシス、2位アテンザ、3位プリメーラ(!)、4位アコード(!)、最下位レガシィ(!)

・5ヶ月間毎月各車に乗りながら、結論は1/2位をアコードとアヴェンシスで争い、それをアテンザが追い、やや離れてレガシィとプリメーラという構図が出来上がっていた。しかし、最終決戦日に改めて乗り比べてみると、アコードは精彩を欠いた印象で、アテンザとプリメーラが善戦した。その結果が上記順位である。

・アコードは、いろいろなテストでは優秀な車なんだろうけど、印象に残らない車。所詮200万円台では理想のセダンなんて作れる訳ないのに、それを狙って非常にわかりずらい車になった。何を捨てて、何を生かすかという割り切りこそ、この価格帯では重要なのである。

・室内空間が最も広く見える割に身体にやさしくない。シートは2時間も座っていたら捨てたくなるし、電動ステアリングも電動式としては最先端なんだろうが、伝統の油圧式には及ばない。

・アコードはそれ自体だけ見ていると欠点が見つからない非常によくできた車だが、生身の人間が操る機械としての感触を安く見積もってはいけない。エンジンの魅力とパワートレーンの仕立ての良さではレガシィを凌いでアコードを1位とするのに何の躊躇もないし、室内や荷室の広さも確かに文句無い。しかし、何をもって心地よく感じるかを、エンジン以外の分野でも深堀りしてほしいと願うばかり。

・レガシィは、唯一の赤点落第車。運転環境劣悪、乗り心地劣悪、操安性も駄目、パワートレーンだけ○。
・プリメーラは住環境はひどい。しかしあのカタチがやりたかったという点で明快。わかりやすい部分はアテンザと並んでボロいが、それをネガに感じさせない

アコードのシートに対する上記評価は完全に間違っている。ステアリングに関しては、電動式ゆえのネガティブさを感じたことはない。心地よいキャビンと思う。

今回の印象記のライター達の認識の出発地点がそもそも間違っていると思う。200万円で理想のセダンは所詮夢物語だから明快な車でないと不満が残る? プリメーラとアコードの印象記を読み比べてみて、彼らの認識に妙な思い込みやねじまがりを感じた。彼らはこのクラスの車を買う者達をばかにしているのだろうか?
CARトップ
5月号 ★
ユーロ・アコードでの期待の星、アコード・ディーゼル(欧州名:アコード i-CTDi)のインプレッション。

・極めて静かで、ガソリン車との違いを感じない。
・ディーゼル・ターボエンジン「i-CTDi」は低速から34.7kg-m、最高速210km/h、燃費18.5km/L!航続距離1000km!
間違いだらけのクルマ選び04夏版★★★
    
いわずと知れた有名な車選びエッセー集。徳大寺さんのアコード評論は、アコードの魅力をうまく引き出している。素直に賛同できる。ただ、販売がパッとしない現状に対するアドバイスは的を得ているとは思わないなあ。なお、特にホンダと結託している訳では当然なく、特にミニミニバンの元祖モビリオに対しては、後部衝突安全性軽視の潮流を作った張本人として相当手厳しい。

・このクラスのスタンダード。おすすめできる。
・ハンドリングはシャープで、しっかりしており、このクラスの国産車中ベストであろう。単に剛性感が高いというのではなく、繊細なフィーリングがある。乗り心地もこのハンドリングとうまくセッティングされている。
・とても静かな車だ。エンジンのノイズおよびバイブレーションはほとんど感じられず、ロードノイズもうまく遮断されている。エンジン、トランスミッション、サスペンションといった基本の出来がよく、それを組み込むボディーがしっかりしているので、それが可能なのだろう。
・現行アコードは、歴代中ベストのドライバーズカー。装備などで高級に見せるのではなく、クルマの基本がしっかりしている高級なのだ。
・プリメーラよりエンジン、トランスミッション、ハンドリングは確実に上。アベンシスではこの繊細さは得られまい。アテンザに至っては、すべてがアコードより粗雑に感じてしまう。対抗できるのは、レガシィだけだが、価格帯がひとクラス上。レガシィは都会的センスで劣る。
・事実上、アコードはこのクラスのスタンダードだ。もっと評価されていい車だが、セダン冬の時代の中、実力にふさわしい評価を得ておらず、これでは可愛そうだ。
・アコードの欠点は、平凡なボディスタイルだが、これはボディーカラーを豊富に用意することで、カバーできるはず。私は、アコードには薄いレモンイエローかソリッドなベージュが似合うと思うのだが。

XaCAR 9月号
★★★


 Sports Sedan特集。「背の低いセダンにもはや未来はないのか? Rよ、アブソルートに負けるな」というタイトルの下、EURO-RとODYSEEYアブソルートの比較。ライターの河口まなぶ氏は、現行アコード登場の時から常にアコードを正当に評価してきた人物である。

・オデッセイを軸に回りを見渡すと、本当にセダンに未来がないと言える状況に思えるが、今回の比較がユーロRでよかった。
・オデッセイとアコードは血を分けており、並のセダンではオデッセイに敵わないのは、ベースのアコードの素性の良さがあるからだ。
・アコードで印象的なのは高い安定性と、実に頼もしいコントロール性だ。たとえば、高速道路ではどこまでもフラットな姿勢を作り上げ、高い直線性を示す。路面が荒れていたり、アンジュレーションがある場合での状況変化に対しても、タフだ。
・これは、もちろんワインディングでも変わらない。コーナーリング中に外乱があっても姿勢を容易には乱さず、どこまでもフラットさを貫く。一方、操舵に対しては、実に的確な反応を見せる。
・オデッセイアブソルートとの差がほぼなくなったと書いたが、それでもわずかな差はある訳で、オデッセイより小さく軽いアコードは、当然すっきりした運動性能を披露する。
・ここまでは、アコードの基本部分との比較であり、ユーロRとなると、さらにドライブトレーンの素晴らしさが加わる。つまり、非常にバランスの優れた運動性能が披露され、その上でホンダならではの味が付加されているのが、ユーロRである。


 この後、河口まなぶ氏は、アコードのデザインに触れ、この中身の良さが外ににじみ出ていないと残念がる。私は、いいデザインと思うが、皆様はどう思うのだろうか?
米国Car & Driver
10月号
★★★

米国Car&Driver誌における高級スポーツセダン比較。対象は、AcuraTSX、AudiA4、Subaru Legacy、VolvoS40。

1位:Acura TSX(212点)
2位:Volvo S40 T5(196点)
3位:Subaru Legacy 2.5GT Limited(193点)
4位:Audi A4 1.8T(178点)

TSXは、ナイフで戦う者
のように素早い反射神経を持つ。またパワーと経済性を併せ持ったi-VTECエンジン。また6速マニュアルシフトは完璧である。

ホリデーオート
2005/4月号
★★★

元日産開発ドライバーである三好俊秀氏によるアコードセダン24TLの評価。実に的確なコメントは、きっとアコードファン達を唸らせるものと思います。この評論家はいい!もし三好さんがアウトドアもやるのであれば、アコードワゴンも評価してほしいくらいですね。

1.個性の分析
・ヨーロッパ車を思わせるしなやかな高速ツアラー。
・昔のホンダ車はトリッキーな操縦性であったが、今回の24TLは当時の印象を払拭する素晴らしい出来映え。
・ステアリング操作に対するゲインの高さが非常に印象的でよい。
・コーナーリング以上に高速クルージング性能の高さが素晴らしい。4気筒ながらスムーズで、高回転まで気持ちよく回る一方、エンジン音や風切音ともに高速域での変化代が少なく、極めて快適。
・乗り心地も上質そのもの。ボディ剛性が高く、足回りは気持ちよくストロークしてフラットな乗り心地を保つ。しなやかな、ギャップのいなし方は欧州車を感じさせ上質。
・日本カーオブザイヤーの受賞も納得の走りを見せてくれた。
2.チェックポイント
・ステアリングの重さは高速に合わせてある印象で、低速ではやや重く感じる。高速と低速での操舵の重さの切り替えはできなかったか?
・荒れた路面でのエンジンシェイクが少し気になる。もっともこれが気になるほどの悪路は、もはや日本にはあまりないが。
・後方視界が今ひとつなので、ナビのバックモニターは標準としてもよいのでは?
3.総合評価
・高い総合性能に加えて、電子制御の出来も見事!
・もし自分が開発を担当したとしても、走る/曲がる/停まるのバランスが高次元なので、細かな部分の煮詰めだけで済みそうです。
・かけるべきところにきちんとお金がかけられている印象で、250万円という価格はかなりリーズナブルと言えます。
ベストモータリング
2003年3月号
ビデオで見るアコードワゴンの底知れぬ性能! 私はまだ見ていないのですが、アコードファンのダブルウイッシュボーンさんから寄せられた迫真のレポートをご紹介します。なお、私も注文してしまいました(^^;)

その中でミドル級ワゴン対決という企画があったのですが、国産ではプリメーラ(2.5リッター)、アテンザ23S、アコード(24Tスポーツパッケージ)。国外産はアウディ、アルファロメオの計5車の対決でした。レガシーはミドル級じゃないからでしょうか外されてました。

私が一番驚いたのがパイロンスロラーム走行のシーンで、数あるパイロンをハイスピードでS字に抜けていくというもの。プリメーラ以外は全車VSC(スタビリティコントロール)が付いており、その4車は難なくクリア。ところがVSCオフで走行したところ、プリメーラとアテンザは大カウンターの連続。カウンターを当てなければ当然スピンという状況でした。ところがアコードはビシリと路面を離さずクリア。アルファとアウディもクリア。欧州勢に太刀打ちできたのはアコードワゴンだけだったのです。

シャーシ性能も大きく問われるVSCオフ走行において、あれほどの差があるのは驚きでした。テスター曰く、アテンザの性能はむしろ先代アコードワゴンのレベルらしく、同時期に登場したアテンザを大きく引き離した結果となりました。

その他、130Km/hからの旋回フルブレーキングというのもありました。制動距離、姿勢ともにアコードワゴンは優秀でしたが、驚いたのが4名乗車の場合です。ノーズダイブやロール変化も1名乗車時とほとんど変わらないばかりか、1名乗車時を上回る制動距離を記録したのです。」

続いて、私自身の感想です。(続きを読む)
Straight,
2005年12月号
パラダイス山元氏による「美尻ワゴンの味わい方」という特集。思わずタモリクラブを思い出しますが、なかなか味のある分析かもしれません。美尻ワゴンとして選ばれたのは、アコードワゴン24Tスポーツパッケージ/ミラノレッド、メルセデスベンツEクラスワゴン、BMW530iツーリング、AudiA6アバント、プジョー407SW、マツダアテンザスポーツワゴン23EXです。

「HONDA ACCORD WAGON 24T SPORTS Pakage」
・すっきり、シンプル、エレガント
・ホンダは、洗練されたデザインの先に何があるのか見極めようと手探りを始めているように感じる。アコードワゴンのリアは、シンプルな線でどこまでエレガントに演出できるかに挑戦した回答を見るよう。
・女性にたとえるなら、エステやジム通いですっきりしたのはいいけれど...てなところでしょうか。


ホリデーオート
2003年4月号 
「アコードワゴンで1000km〜伊勢・志摩へのビッグドライブ」

・絶景ポイント 富士川サービスエリア〜富士山をバックに。夜景もよし。
・関東方面からなら、伊勢湾フェリーの利用がよい。
・旅ガイドも合わせもつこの手の特集は読んでいて楽しい。

クリオdeじゃらん春号
         ★
「伊東を遊ぼう! アコードワゴンで行くゴルフ&温泉ドライブ」

・若い2人の楽しいデート。春の伊東か...そんな道混まないなら、今度行ってみようか!

クリオdeじゃらん夏号
         ★★
「アコードワゴンで行こう! さかな天国 西伊豆ドライブ」

・絶景ポイント 御浜岬〜天気がよければ富士山を一望
・釣り(御浜岬)や川遊び(仁科川)、食は高足カニや三島のうなぎ
・モデル家族の家族構成と年齢構成とが我が家に酷似。親しみ覚えるなあ。

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