<英国Auto Express.co.uk>

Auto Express 2005年 New Car大賞 部門別ベストカー
アコードツアラー 3年連続のベストステーションワゴン受賞
http://www.autoexpress.co.uk/website/?ae_data/special_features/newcarhonours2005 /

「3年連続でクラスNO.1の勝利だ。アコードツアラーは、理想のステーションワゴンが兼ね備えるべき項目を、全てを満たした車だ。居心地がよく、実用的で、センスの良いスタイルで武装したアコードツアラーは、今なお、多くのライバル達が超えることができない存在だ。このステーションワゴン市場において、あっという間にスタンダードとしての地位を確立してしまった。
上手に設計された荷室は、1707L(註:欧州の計測基準による)もの荷物を飲み込むことができ、その一方で、それをさらに強化するのは、シート折り畳み機構だ。ただ背もたれのレバーを引くだけで、座面が持ち上がり、ヘッドレストが倒れ、ワンモーションでシートを畳むことができる。これにより、完全にフラットなフロアを最小限の力で得ることができる。そして、注目アイテムはこれにとどまらない。便利な電動開閉機構と開口部の大きな垂直に切り立ったテールゲートのお陰で、荷物の出し入れがやりやすい。

しかし、アコードツアラーの魅力は、単に積載能力だけではない。セダンゆずりの作りと仕立ての良さ。ロングホイールベースのお陰で快適な座り心地だ。

よく磨き上げられたシャシー、応答性のよいハンドリング、すばらしい乗り心地。これらもまた、アコードツアラーを我々のお気に入りリストのトップに押し上げ続けているのである。心地よいドライビングポジション、上手にレイアウトされたキャビンに、心憎い照明効果が彩りを添えている。

エンジンも、賞賛に値する。2.0Lおよび2.4Lのガソリンエンジンは素晴らしいが、それ以上にすごいのが、極めて洗練された静かさとスムースさを実現した2.2 i-CTDiエンジンだ。これが我々のお気に入りだ。日本の会社でも第1級のディーゼルエンジンを作ることができるのだということを、見事証明してみせた。

アコードツアラーは、運転していて心地よく、すばらしい仕立てのよさ、高級感あふれるルックスを持ち、その上で、極めて実用的だ。これ以上のステーションワゴンはない。」

(補足コメント)
「購入者達のアコードツアラーの満足度は?」

Auto Expressが実施した「Driver Power 2005 オーナー調査」によれば、そのほとんどが「とても満足!」と回答している。車種別満足度でHondaは1−3位を独占し、アコードは、1位のS2000と2位のFitに次いで、3位にランクされた。10カテゴリーについて、全てバランスよく得点し、87.3点だった。

「ディーゼル車にATの設定は?」

最も我々も知りたかった質問だ。昨年ホンダは、もしニーズが強ければ、i-CTDi搭載車にもATを設定することをほのめかしていた。しかし、いまだガソリン車にATは限定されている。今のところ、新設定の計画はないということだろう。

ファミリーセダン部門2位 アコードセダンへの寸評

この部門はもはや人気部門ではなくなったかもしれない。しかし、依然パイは極めて大きく、すべての項目について高い能力が求められている。

アコードは、昨年まで2年連続のチャンピオンの座にあった。比類なき作りの良さと胸をすくドライビングフィールのすばらしいコンビネーションは、依然このクルマの非凡さを物語っている。それにとどまらず、スタイルも新鮮さを失わず、このアッパーミドルマーケットで、VWパサートにライバル足り得る唯一の存在である。

★まさに絶賛。これ以上の賛辞はないですね! たぶんアコードのオーナーが実際に乗って感じていることが、そのまま高く評価されているように思います。嬉しいですね! ファンとしては。
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