アコードワゴン 思い入れインプレッション
(1)2003年型NEWアコードワゴンの紹介
キャンプ道具積載の実力
ミニバンからアコードワゴンへの大きな方針転換を後押ししたのが、この広大な荷室による積載能力です。世界のステーションワゴンのトップクラスの実力です。この積載能力は海外でも極めて高い評価で、引っ越しに使う人もいるほどです。
荷室には内装と同様に美しくトリム化されており、このままキャンプ道具を放り込むと、汚れてしまいます。よって、純正のカーゴマットを使用しています。リバーシブルで、表は内装と同色のトリム化された上品な素材、裏は黒いゴム製です。キャンプ道具を積む時は、汚れてもよいように裏面を使っています。
純正だとぴったりと荷室の形に合っています。
なお、実際にアコードワゴンに触れるまで知らなかったのですが、荷室の長さはセダンの比ではありません。Bピラーから後ろはワゴン専用設計であり、リアサスペンションや燃料タンクの位置もセダンとは違います。
まず、リアシートに接する部分がデッドスペースになりやすいので、タープを積みます。
なおタープの下に敷いているのは、リアシートを倒した時に使うプラスアルファのカーゴマットです。

テールゲートを支えるスポーク状のステーが無くすっきりしています。また、タイヤハウスの出っ張りもミニマムで、有効面積が広いのも自慢です。

パワーテールゲートに関しては、キーのボタンだけでなく、テールゲートにもボタンが付いており、閉めるのによく使います。便利。
次にキャンプ小物が詰め込まれたRV-BOX(79cmx37cmxH33cm)を2個積みます。

RV-BOXの中に入っている主なものは以下のとおりです。
・ランタン4個、懐中電灯
・シングルバーナー2個&ガスカートリッジ
・コッヘルセット(重ね収納可能な登山/キャンプ用鍋)を2つ(なべ計5点)
・やかん、フライパン、調理器具
・食器&コップセット、干し網かご、籐バスケット
・ガスカートリッジ5個、電池
・ビニール袋、着火マン、ぶら下げ式蚊取り線香3つ、キャンピングトースター 他
今度は、奥からテントです。以前のモンベル/ムーンライト5(210cm四方 大人2名子供2名用)ならば、小さかったので収納も楽でしたが、現在使用しているサウスフィールドSF350HD(300cm四方、大人5人用)は、収納バッグも大きいので、面積削減のため立てています。後方視界の邪魔にならないように、リアヘッドレストの後ろに置きます。次に、クーラーボックスとクーラーバッグです。
ここまで積んでも、まだ手前には銀マットを置ける程度のスペースが残されています。今はシステムキャリアを使っていますが、購入1年目はRV-INNOが未対応だったので、荷室だけでキャンプグッズを運んでいました。
さらに食材の一部や調味料などを入れた紙袋を入れています。クーラーバッグの位置を変えていますね。タイヤハウスの出っ張りが少ないため、使い勝手は本当にいいです。

*余談ですが、リアシートのヘッドレストカバーは、生地を買ってきて「街の洋裁やさん」というチェーン店に作らせたものです。しかし、全くの素人集団で、ご覧のとおりブカブカのずだ袋みたいなものが出来上がってきました。(ToT )コストダウンのための工夫は、とんだ結果となりました。
さあ、今度は、RV-BOXの上に、折り畳みテーブル1つ、折り畳み椅子3脚、小型椅子1脚、食器運搬用折り畳みコンテナーを重ねます。ちょうど、リアシートの上部と同じ高さです。
その他、タオルケットを丸めたものを積んでいます。
折り畳み椅子が内装に傷をつけないように、毛布で覆います。
クーラーボックスの上にはブルーシート、手前の右端には木炭を積んでいます。
さあ、いよいよ仕上げです。やわらかいものをギュッギュッと圧縮した後、寝袋を2つ空いたスペースに押し込みます。さらに枕を積み、最後にテニスラケットを積み重ねます。これで荷室は終了。
パワーテールゲートのボタンを押して、ハッチを閉めます。

後方視界は、しっかりと確保されています。
なお、この時はGIコット(キャンピングベッド)を持って行っていませんが、これを持って行く時(2脚)は、一番手前の部分に横にして載せます。
ルーフキャリアには、軽いものだけを載せています。50kg までは大丈夫なのですが、長い目で見てフレームに影響を及ぼしたくないので。
銀マット4本、ウォータージャグ、写真では見づらいですが、衣類などの入ったRV-BOXも1つ積んでいます。
さらにBBQコンロを積むこともありますね。
これらは、2本のベルトでしっかりと固定した後、スパイダーネットで覆います。これで積み込み終了。なお、座席には、1つ寝袋を置いています。

ルーフキャリアは、普段は装着していません。キャンプ前の取り付け時間は、30分弱くらいです。