アコードワゴン 思い入れインプレッション
(2)アコードワゴン インプレッション/エッセー
3)アウトドアシーズン到来〜茨城県小貝川でのデイキャンプ
【ポイント】
1.アコードワゴンの魅力は、高級車並みの質感を持ちながら、RV車としての実力をしっかり持っていること。特に24Eはコストパフォーマンス抜群で、満足度がかなり高い

2.フロントマスクはセダンと共通だが、実はステーションワゴン専用設計のボディを持つ。走りの良さはそのままで、さらに非常に使い勝手のよい荷室を実感できる。

3.従来のアコードワゴンは、敢えてレガシィとの真剣勝負を避けるような車造りだったが、今回のモデルは違う。ステーションワゴンとして妥協なく作り込まれており、非常に好感が持てる。

春になり、いよいよ待望のアウトドアシーズンの始まりです。アコードワゴンが我が家にやってきて3ヶ月近く経とうとしています。これまで、アコードワゴンの優れた走りと高級感あふれる雰囲気を堪能してきました。キャンプシーズンを迎え、いよいよワゴンとしての本領発揮の時がやってきました。

今年初めてのアウトドアは、ゴールデンウイークに友人家族とともにデイキャンプとなりました。ラゲッジスペースに初めてキャンプ道具を積み込みましたが、奥行きと幅が予想以上にあることが確認でき、とても満足です。キャンプ小物を詰め込んだRVBOX(785mm x 370mm x H325mm)、さらに6人掛け可能な折り畳み式キャンピングテーブル(1500mm x 600mm→収納時750mm x 600mm)を積んでも十分な奥行き。幅方向もタイヤハウスの出っ張りが抑えられているため、有効スペースが広く使い勝手がよいです。

今回は、他にタープやクーラーボックス、椅子、バッグ類を積んだだけでしたが、積み方を工夫すれば、ルーフキャリア無しでも1泊用の荷物も積めるかもしれないなと思いました。
さて、緑豊かな川のほとりに到着しました。設営が完了し椅子にもたれて缶ビールをあけると、5月のさわやかな風が渡り、身も心も透き通るようです。バーベキューが始まり、あたりには食欲をそそられるいい香りが漂ってきました。皆でワイワイとおしゃべりをし、お腹いっぱいになったら、ボール遊びやそり遊びを楽しみました。草の斜面を転げ回ると、何とも懐かしい土と草の匂い。自然は日常のストレスを忘れさせてくれますね。

横付けしたバーモントグリーン・パールのアコードワゴンは、周囲の緑を反射して鮮やかなグリーンに輝いていました。気品あるブラックに近いダークグリーンが都会を走る時の色ならば、このようなアウトドアでは自然と調和する明るいグリーンになります。こんな表情の変化もこの車を気に入っている理由の1つです。

次回は、5月末日に両親と弟家族と一緒の1泊キャンプを予約しました。大自然の中、キャンプ道具とあふれんばかりの期待を満載したアコードワゴンが、きっと大活躍してくれるものと思います。