アコードワゴン 思い入れインプレッション
(2)アコードワゴン インプレッション/エッセー
6)
深まる秋とアコードワゴン
〜富士山麓での2泊3日のキャンプ
【ポイント】
1.パワーテールゲートは、両手に荷物を持って、家と駐車場を何度も往復しなければいけないキャンプ出発前には、とても便利。
2.広い荷室は、長さ180cm。テント雨漏りなどキャンプSOS時には、避難場所として眠ることも可能。
3.結局、今年はルーフキャリアを使わず、キャンプグッズを運べた。ようやく、ホンダ純正だけでなくRV-INNOからもワゴンへの正式対応表明があった。
4.狭い駐車場でパワーテールゲートが使えない時は、ワンタッチで折り畳みの可能なリアシート機構を活用すると、簡単に荷室の物が取り出せる。
10月の3連休、アコードワゴンを駆って、富士山の麓まで2泊3日のキャンプに行ってきました。
キャンプは、まず荷物の積み込みから始まります。私の家はマンション6階なので、両手に荷物を持って、何度も往復しなければいけません。こんな時はオートマチックテールゲートが便利です。車に近付きながらキーを操作、解錠→テールゲートオープン→そのまま積み込み→テールゲートクローズ→施錠。非常にスムーズな流れで楽です。荷室も広く、キャンパーの目から見て申し分なしです。
なお、当初、狭い駐車場でテールゲートを開けられない時は、ガラスハッチがあればなあと思っていました。しかし、ワンタッチで倒せるリアシート機構を使えば、簡単に荷室から買い物袋を出し入れできることを発見し、不満はなくなりました。
さて、キャンプ場に到着しました。サイト脇ではコスモスがそよ風に揺れています。木々に囲まれ、カフェ・オレで一服していると、心が解放されていくのを感じます。コスモスとともに愛車の写真をパチリ。バーモントグリーン・パールの愛車はいつも新鮮で魅力的です。素敵な風景の中でアコードワゴンを撮ることが、すっかり趣味になってしまいました。
翌日は、富士山の新5合目までドライブに行きました。ワインディングロードは上っていくにつれ紅葉が深まり、美しい道でした。アコードワゴン自慢のしなやかな足回りと安定感あふれるハンドリングは、難しい道も心に余裕を持って、爽快に走ることができます。元々ミニバン希望でしたが、キャンプもこなしドライブも楽しく、さらに高級車の雰囲気まで身につけたアコードワゴンは、ミニバン以上に魅力の高い真のマルチパーパス車だと、益々その思いを強くしています。
今回のキャンプはハプニングもありました。せっかくの3連休なのに天候が不安定で、2日目の朝、キャンプ暦10年目のテントは雨漏り寸前だったことがわかりました。応急処置をしたものの、2日目の夜中、今度は滝のように激しい雨が降り始めました。すぐさま目を覚まし、明かりをつけ天井に目をこらします。万が一の場合、アコードワゴンに逃げ込むつもりでした。リアシートを倒せば180cmもの長さを誇るフラットなスペースが広がりますので、家内と娘を寝かせよう。そして・・・幸いにも荷室のお世話にならずに済みました。
アコードワゴンは自然と触れあう時の頼もしきパートナーです。