キャンプ&ドライブ日誌
(1)最近のキャンプ&ドライブ日誌(2005年)
12)ソロドライブ to
霞ヶ浦
(2005年6月)
梅雨の合間のすばらしい青空の朝。こんな週末の朝は、普通なら早速キャンプ道具を愛車に積んで、素敵なアウトドアライフを楽しむというのが、今までのパターンでした。でも、娘が中学生になり部活が忙しくなるにつれ、家族揃ってのまとまった時間がなかなか取れません。今日も、娘は朝から学校へ。かみさんも今日は外出できません。
「ああ、もったいないなあ.....」
今年になって、1回もキャンプに行けていないのです。そろそろアウトドアのいい空気を吸いたくなっていました。
家に居て、読んでいる途中の本を早めに読み終えてしまうというのも、選択肢としてはありです。でもなあ... 結局は、寝てばかりのいまいちパッとしない週末に終わってしまう可能性大でした。
そこで、やっぱり一人でドライブに出かけることにしました。折り畳み自転車を積んで。目指すは霞ヶ浦のほとりにある「道の駅 たまつくり」。ここで、昼食を取り、クルマを置いて、自転車で霞ヶ浦の湖畔を散歩しよう。これが思いついた今回のプランでした。
折り畳み自転車を押し入れから出し、積み込みです。この自転車は、HondaのUSER'S VOICEに2年前に投稿した時に当たった賞品でしたが、もったいなくて全然使っていませんでした。
いつものキャンプと違って、今日はこれだけ。
それでは、出発! 経路は、国道6号をずっと北上していくことにしました。3時間近く走ることになるけど、高速料金も安くはないし、仕方ないか。我孫子くらいまでは混んでいた道も、利根川を越えて茨城県に入ると、だいぶ快適に走れるようになりました。
土浦の近くあたりで右折すると、田舎道に入って行きます。そして、有料の霞ヶ浦大橋を渡ると、そこが目的地でした。1度、Honda NS50Fで鹿島灘を見に行った時に立ち寄ったことがありました。比較的新しく、駐車場も広く、またトイレや施設は非常にきれいです。霞ヶ浦のほとりで、釣りなどの基地になる上、展望タワーや子供の遊び場もあり、1日のんびり過ごせるいい場所だと思います。
ここは鯉料理が特産なのですが、私はあまり好きではないのでパス。カツカレーとコーラフロートで昼食を取りました。
さて、おなかが満たされたら、早速自転車をセッティングして、湖畔をサイクリングです。しばらく走ると、なんと白鳥の親子(親2羽、子3羽)がいるではないですか! ボランティアの人から、餌をもらって食べています。それにしても、近くで見る白鳥は大きい! こんな大きい鳥がよく空を飛べるものだと思うほどでした。
湖畔に沿って走って行きます。午後の日差しは、初夏を思わせる強さでしたが、湖面から吹いてくる風は、実にさわやかです。湖畔には、きれいに舗装された小道が整備されており、釣り客達が車を停めて、釣りを楽しんでいます。
私も、アコードワゴンをここに持って来て、少し横になろうかなと思いつきました。
愛車を湖畔に停め、ガラスをすべてオープンにします。荷室の自転車を取り出し、ワンモーションリアシートを折り畳むと、そこには身長180cmの私が昼寝するのにぴったりの空間が現れます。テールゲートを開け放したまま、さっそく横になると、湖畔の涼しい風が吹き抜け、とても気持ちいい! 天井を見ると、アイボリーの内装色がやわらかな雰囲気で落ち着くなあ。目をつぶると、吹き抜ける風の音と小鳥達のさえずりが聞こえてきます。
本当に気持ちいいなあ...
しばらく目を閉じたまま、風の流れの中に身を任せました。
帰りも特に渋滞にもぶつからず、順調に滑らかな走りを堪能しました。
気持ちいい休日。帰ってから夕食でも作ってあげようかな...? キャンプの時みたいに。
そして帰ってからは、久しぶりにスパゲティミートソースを作りました。みんな大喜びでした。