キャンプ&ドライブ日誌
(1)最近のキャンプ&ドライブ日誌(2004年)
5)葛飾柴又 帝釈天と寅さん記念館へのドライブ(2004年2月)
【葛飾柴又ドライブミニガイド】
・駐車場は、帝釈天や寅さん記念館の裏手を流れる江戸川の河原にありますので、ドライブも可能です。但し、雨天増水時は不可。
・寅さん映画で有名な帝釈天と寅さん記念館は隣接しており、また規模もそれほど大きくないので、1時間もあれば十分楽しめる。
・日本の古き良き人情を感じるのにはベストのコースでは? 寅さん記念館で寅さんの語り口を聞いた後、門前通りを散歩すると、日本っていいなあと実感します。
<1.ふらりと葛飾柴又へ>
私の家は、「男はつらいよ」で有名な葛飾柴又や「こち亀」で有名な亀有まで、車で30分くらいのところにあります。特に葛飾の帝釈天については、以前より1度お参りに行きたいなと思いつつも、不思議と行きそびれていました。
家内も娘もそれぞれの用事で外出してしまった休日の夕方、愛車アコードワゴンに乗って、ふらりと出かけることにしました。
国道6号を松戸方面より葛飾区に向かっている時、たまたまFMラジオのチューニングを合わせていると、葛飾FMという放送が流れてきました。今迄気がつかなかったのですが、この地域だけのミニFM放送局があったのでした。やがて、柴又街道に入っていき、狭い帝釈天そばの道路を抜けると、江戸川の広い河原に出ました。ここに車を止めて、さあ観光に出発です。土手に登ると、何やら渡し船が。そう、これが演歌でも有名な「矢切の渡し」でした。
<2.帝釈天、そして寅さん記念館へ>
まずは、帝釈天にお参りに行きました。門前には、あの「男はつらいよ」シリーズでおなじみの賑わいが溢れていました。
境内では、お年寄りからカップル、子供たちまで、たくさんの人たちがお参りに来ていました。ちょうどお賽銭の開封をやっており、昔の火消しの格好をした人がそばで踊っています。
お参りを済ませると、すぐに歩いて5分ほどのところに隣接した寅さん記念館に行きました。中には、寅さん映画のセットや、映画の名シーン、そして郷愁を覚える昭和30年代の柴又の門前どおりのミニチュアセットなどが展示してありました。館内にはあの寅さんのたたき売りの口上やテーマ音楽が流れ、なんだかとても心がホッとしました。今度、家内や娘も連れて来たいものです。
<3.帝釈天の門前>
閉館時間の5時になり外に出ると、あたりには夕闇が迫って来ていました。帝釈天の門前に戻り、甘酒をすすりながら、賑わいの中をしばらく散策しました。寅さん記念館ですっかり心のゆとりを取り戻した後も、さらに日本の伝統的な風景にとけ込みながら、しばらくのんびりと歩きました。
さて河原の駐車場は、夕方5時半で閉門とのことです。愛車の元で戻って、ライトを点けたアコードワゴンをパチリ! 短い時間でしたが、いいドライブになりました。