我が家のMac達
(5)2001年 PowerBook G3 FireWire (Pismo)
4)Mac OSX 10.2 Jaguarの使用感
 2003年9月の終わり、不具合が多発していたOS9.2.2とも別れを告げ、ようやくOSX10.2への切り替えを行いました。本当はOSX10.3の登場まで待ちたかったのですが、この時点ではPantherリリースは12月頃と噂されていました。

結論から言うと、もっと早めに切り替えていればよかったと思いました。
スピードがかなり遅くなるとの話もあったし、Office2001をOfficeXに買い替えるゆとりがなかったのが、躊躇していた理由でした。しかし、OS9のことえりが原因不明のエラーが起こり、新規インストールしても症状が改善しないようになり、仕方なしにOSXへの移行を決意したのでした。

PowerBookG3は、メモリを640MBに、内臓HDDは東芝製30GB/5400回転/キャッシュ16MBの最速型に強化しました。この結果、すこぶる快適にOSXは動いております。

Office2001は、OSX環境下でもOSXネイティブソフトと同様に使用できました。また、メーカーが対応を表明してなかったUSB-MOドライブもきちんとデスクトップにマウントされています。
何よりも、慣れると操作感がOS9以上に使いやすいと思います。Dockに関しては、想像以上に使い勝手がよく、またウィンドウの切り替えもなかなかよいです。

今までの心配は、取り越し苦労でした。
私は気に入りました。OSX導入に躊躇されているPowerBookG3(FreWire)の方がいらっしゃたら、思いきって切り替えをお勧めします。OS9よりOSXの方が優れている。そう思います。

Pantherは、そのうち導入したいです。義弟のiMacで体験しましたが、ユーザーの切り替えが実に楽で、我が家のようなマルチユーザー環境では魅力的です。
5)Adobe GoLive6の使用感
 他のソフトは使ったことがないので、ホームページ作成ソフト同士の比較はできませんが、こうしてホームページ初心者の私でも十分使うことができるソフトです。使い勝手も比較的シンプルでわかりやすいと思います。

 但し、付属の説明書は、図解がないため、普通の人には全く読みこなせないと思います。私もさっぱりわかりませんでした。代わりに買って来たのが、毎日コミュニケーションズ「おしえて!! Adobe GoLive6」(植木友浩、かとうなつこ著)です。これは、江戸時代を舞台に、先生と初心者の会話を織りまぜながら、初心者向けに書かれており、非常にとっつきやすかったです。ただ、フレームを使ったホームページの作り方やアップロードをする上でのファイルの置き方など、説明が不足気味の部分もあり、試行錯誤で解決するまで時間が非常にかかるケースもありました。もう1冊ソーテック社「Adobe GoLive スーパーレファレンス(Mac版)」も比較的初心者向きで、お勧めです。(改めて本屋で立ち読みしましたが、こちらの方が総合的には、いいかも?)
 本来なら2万5千円もするソフトなんだから、もう少しまともな説明書をつけてほしいものです。

 レイアウト設定に関しては、テキストボックスの縦方向の位置が調整できないようなのですが、他のソフトもそうなのかな? また、表示に関しては、Internet Explorer for Mac環境下では 適正と思われたものが、Safariではややフォント等の違いで印象が変わり、Netscape Navigator for Windowsでは大きく崩れて表示されてしまいます。どんな環境下でも表示が変わらないような設定があればいいのですが。また、アップロード前の原稿では、うまくレイアウトされているのに、アップロードされたものをインターネット上で見ると、妙に配置や長さがずれたりしている部分もあります。(たとえば入り口部分のメール宛先等)

 ソフトの作動速度に関しては、OSX10.2環境下のPismo400でも、メモリー640MB HDD5400回転であれば、全く問題ない速度で動きます。